日常で見つけたユーザー体験・インタラクションデザイン その1

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ユーザーエクスペリエンスデザインやインタラクティブデザインは、アメリカのサンフランシスコ辺りの多国籍な方々によって実践され・進化し・まとめらており、それらを日本語訳した書籍などもあり、学ぼうと思えば私達でも気軽に学べます。ビジネスがグローバル化し、Apple社の成功事例を引き合いに出して、体験の重要性が叫ばれている状況を考えると、こういった手法を学んで、製品設計や商品開発に応用する事は重要なのかもしれません。

しかし、普段から日本語以外の言語を使わない私達に、グローバルスタンダードで物事をデザインする難易度は高いと感じています。グローバルスタンダードと言われている物も、実は「英語圏の文脈」が前提にあるからです。海外に旅行すると相対的に、日本語の壁によって隔てられた文化があること、俗にいうガラパゴス文化を感じます。

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そういえば、「おもてなし」があると滝川クリステルさんは言っていましたが、具体的な方針やパターンなどは無く、空気的なものであって、言語化・可視化されてはいないようです。(もう少し勉強したいですが。)私としては、人口減少社会・ガラパゴス文化の日本人が、単にグローバル化に飲み込まれるだけでは無く、共存共栄するための礎を築くためには、この私達の「おもてなし」や「UXデザイン」輪郭をボトムアップ的に露わにしてして、取捨選択をしていく必要があるのかなと思います。

例えば、(今は調子が良くないようですが、)任天堂のゲーム機やソフトウェアは、世界的にファンがいて受け入れられています。もちろん多くのものは日本人によって設計・開発されているようです。またApple社のiPhoneが出る以前から、NintendoDSにはタッチパネルが搭載され、使いやすい・楽しいGUIを積極的に推し進めていました。まだ検討は出来ていないですが、日本の「おもてなし」が、なぜか世界的に受け入れられるというヒントになる気がしています。

前置きはここまでで、こっからは超具体的な内容です。日常でUXデザイン的な物を見つけたらTwitterに呟いているのですが、それをまとめているだけです(笑)

私は、英語圏で発達してきたUXデザインやインタラクションデザイン等を参照しつつ仕事をしていますが、アニメやゲームなどの日本の文脈が色濃く反映されたコンテンツが好きだったりするわけで、この引き裂かれそうな気持ちを記事にしていこうと思っています。

居酒屋のメニュー

熊本旅行中にふらっと入った居酒屋さんのメニューです。料理が来るスピードがタグによって表示されており、お腹が空いていた著者にはグッドデザインでした。()の使い方にブレがある点が、日本的な曖昧さがあって良い感じです。整理整頓されていない事に怒るというよりは、微笑ましさすら感じます。

(チョーおそい)これは食べてみたかったのですが、夜遅かったという事もあり、実際に頼むのを躊躇しました。

エレベーターの扉に仕込まれたLED

山口市の某ホテルにあったエレベーター。このデザインパターンは初見でした。エレベーターに載った時になんか明るいな〜と思ったらピカピカしておりまして、意識しなくても「無理やり扉が閉じる情報が入ってくる」ので安全性は非常に高そうです。

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