2次元物理エンジン
Max6から導入されたjit.phys、デモなどをみると大抵3次元で利用されていますが、設定をすれば2次元でも利用できます。2次元物理エンジンで有名なBox2dみたいな使い方も可能というわけです。AZUMA HITOMIさんのVJでタイコマシーンの上に積み上がるボールは、これを使っています。
設定方法
jit.phys.world のアトリビュート @remove_plane 3 と書くだけでZ軸を無視できます。
大量のオブジェクトを配置
たくさんのオブジェクトを出したい場合は、jit.phys.multipleとjit.gl.multipleを使います。jit.phys.multipleが物理モデルの計算を担当し、表示をjit.gl.multipeが担当します。詳しくは、後述のコードで確認ください。
パフォーマンスは500個くらいまでなら60fpsで動いておりました。またオブジェクトのスケールを小さくしすぎると、物理計算が正しく行われなくなってしまうようでした。この辺りは注意して利用したいです。